クレンペラーが高音質HQCDで蘇る |
Otto Klemperer : 名指揮者クレンペラーの歴史的名盤がHQCDで発売(http://www.barks.jp/news/?id=1000057601)
20世紀を代表する名指揮者オットー・クレンペラーが残した名録音が、生誕125周年にあたる2010年、高音質HQCD仕様にて新登場、1月20日に全11作品が発売となった。・・・
近くの図書館でクレンペラーの新しいCDを見つけた。
マーラー4番,大地の歌。
大地の歌はワルターのステレオ録音をもっていてそれで満足していたが,クレンペラーの大地の歌もそれと双壁の名盤として有名なもの。
聴いてみて,音の「鮮度」に驚いた。
ソニーCDWalkman730+PC用ミニスピーカーSRS-M50という超ビンボーシステムでもそれがわかる。
ほとんど最新録音。
1950年代後半から60年代はじめの録音がこのように蘇るとは,HQCDは素晴らしい技術だ。
以前モーツアルト「魔笛」CDを聴き,クレンペラーファンになった。
彼のような筋金入りの巨匠の音楽を最新録音に劣らぬ音で楽しめるのはありがたい。
今回は,EMIにより収録されたマーラー/ブルックナー交響曲の全録音のHQCD化とのこと。
ベートーヴェンやモーツアルトもこの音で聴きたい。
ワルターについても高音質化がなされているようだが,残念ながら,その恩恵に浴すためにはSACDプレーヤーでの再生が必要になるようだ(http://homepage1.nifty.com/classicalcd/cdreviews/2005-1/2005040901.htm)。