我々化学兵はここで水のサンプルをとった |
(https://www.youtube.com/watch?v=puA0M-yQD-c)
大爆発の中心地の空気中に神経ガスが存在し、その濃度が非常に高いと報道した中国中央テレビ《焦点訪談》。2015年8月17日放送。北京から駆けつけた北京公安消防総隊核生物化学処理部隊26人に密着取材。さすが中国最高の核生物化学処理部隊、科学的で正確な測定に感心。共産党政府にきらわれ、放送直後、削除されてしまった。貴重な映像。今日は昨日に続き、上海市場大暴落、はじめから3000ポイント近くには思わず目を疑った。金曜日3500だったから、二日で500ポイントダウン。歴史的な事件が進行中。
追記
風雲急を告げる上海株市場の攻防。2900ポイント台に突入。これ以上の自由落下をくいとどめるという構えで、中国政府が証券会社や企業に買い支えを命じている。9000万人にも及ぶ一般投資家が逃げる時間を与えている、一種の損失補てんを国がやっている感じ。1年前には2000程度だったから、そこに戻るのは確実ということはしろうとでもわかる。「もうかるよ」という政府機関紙のキャンペーンに乗せられ大きな損失を被った庶民投資家も苦しいが、値段が大きく下がることが確実な株を買わされる方も大変。
追記
焦点:中国市場の混乱、背後に規制当局の「頭脳流出」8月 28日
2008年の金融危機の真っただ中、欧米の金融機関は大幅な人員削減を進めていた。一方、中国政府はそのころ、自国の株式市場の改革を進めるべく、混乱する金融業界から中国系の優秀な人材の「引き抜き」を進めていた。1年にわたって高騰が続いた中国株が数週間で急落し、政府が対策に躍起になった今年の夏、そうした人材は中国証券監督管理委員会(CSRC)にとって、これまで以上に必要な存在だった。しかし海外から中国に戻り、「海亀族」と呼ばれたエリート専門家たちはすでに、当局の仕事に幻滅したり失望したりし、民間企業に戻っていた。・・
「風雲上海城の危機」に泥縄式対応の中国当局、海外で学んだエリート「海亀族」はどうした?と不思議に思っていたから、タイムリーな記事。危機管理に欠かせない人材流失では苦しい。
追記
化学工場でまた爆発=中国浙江省 2015年9月7日
【北京時事】中国メディアによると、浙江省麗水市の化学工場で7日午後、爆発が発生した。(時事通信)
ここまで続いたら、一連の爆発は人為的に引き起こされた、という判断になろう。国内でもJRで「不審火」が続いている。