ひどいなあ2 |
昨日奥多摩数馬温泉に行く。途中車のなかで衆議院予算委員会審議を聴いた。
民主党の水岡俊一氏の代表質問。民主党はインチキ人が多いというのが私見だが、水岡氏はしっかりしていた。論理的に質問を組み立てており感心。安部さんは一般論で逃げ、言質を与えない答弁、「アベノミクス」自画自賛等で全然感心しなかった。文科省の馳さんは慣れないポジションだろうが話し方を知っていて、まじめさも感じさせていた。高市総務相の話もはじめて聞いた。伝え聞く彼女の主張には?であるが、彼女も安定したトークだった。
「巫女のくせに」と言った自民党衆議院議員がいるそうだ。主権者を侮辱するインチキ人は排し、清潔でまじめなプロフェッショナルで国会を構成したい。夏には衆参同時選挙がありそうだ。(争点隠しがはじまっているようだが)おおおさか維新が加わる以上、事実上憲法改正が主争点。よく考えて投票したい。18歳、19歳の若い有権者が投票に加わるはじめての国政選挙でもある。各党も質の高い候補者を擁立してもらいたい。
追記
「ひどいなあ」の代表格がISISと北朝鮮の独裁者。
ソウルを狙った砲撃訓練実施に金正恩第1書記「胸すっきり」
「徐々にわかってきた金正恩氏の「ヤバさ」の本質」
わかりやすい論説。米韓大演習に正恩氏、必死で核ミサイル開発を急いでいる。その理由:(米国にとって)「核武装した正恩氏」と「核武装していない正恩氏」ならば、後者と勝負する方がロー・リスク、を知っているから。(虐殺者の定評が定まった正恩氏にとって)「核武装した虐殺者」と「核武装していない虐殺者」とではどちらが自分の身を守りやすいかと言えば、それは前者に決まっているから。
ミサイルを打たせる前に排除、というのは非常に困難、綱渡りだが、ありそうだ。アメリカ本土をミサイルで脅す「核武装した虐殺者」の登場をアメリカは許さないだろう。トランプVS正恩、は悪夢。
追記
韓国軍兵士3万人を危険に追いやる防弾チョッキ不正 朝鮮日報日本語版 3月24日(木)
韓国軍は北朝鮮の朝鮮人民軍が使用する小銃の銃弾を防ぐことができる高品質の防弾チョッキを新たに開発したが、ある防衛関連メーカーからの賄賂攻勢でこの新防弾チョッキ導入計画を白紙に戻していたことが分かった。その後、前線の兵士ら3万5000人に実際に配布された防弾チョッキはこのメーカーが納品した従来品で、これは北朝鮮兵士が使う小銃の銃弾を防げないものだった。・・
掛け値なしに「ひどいなあ」である。これでは兵士はたまったものではない。他国の話だが、憤慨にたえない。このようなことをした企業や関係者たちは必要な処罰を受けるのだろうか。良心が存在しないか、マヒしているとしか思えない。
追記
<北朝鮮>「脱北者の家族は3代絶滅させる」秘密警察が住民対象の講演会 恐怖政治続く
アジアプレス・ネットワーク 3月26日(土)
北朝鮮の秘密警察・国家安全保衛部が、中国との国境地域の住民を対象に、「脱北者の家族は三代に渡って絶滅させる」という内容の講演を行っていたことが分かった。北朝鮮内部取材協力者のリ・ジュンヒョク(仮名)氏が23日に伝えてきた。・・
これもひどい。独裁が何をみちびくか、よくわかる例。巨大な拉致監禁が隣国で行われ続けている。
追記
中国、植林基金へ資金拠出拒否 政府、単独で90億円出資へ
故小渕恵三元首相が提唱し、中国での植林活動を支援する「日中緑化交流基金」に関し、日本政府が事業を継続するため中国政府に資金の拠出を要請したが、拒否されていたことが分かった。外交筋が26日、明らかにした。日本政府は「友好促進のため、事業を続ける必要がある」(関係者)として、2015年度補正予算で3月末までに約90億円を出資する。
事業は事実上の対中支援として、日本単独で行っていた。中国の経済大国化を受け、共同で取り組むのが望ましいとの判断から、中国側に出資を働き掛けた。安倍首相に近い閣僚経験者は予算執行に反対。「無償援助に等しい」と疑問視する声も出ている。
ふむ、出資を拒否されてまで国税90億円を出資するのは納税者に説明がつかない。「奨学金」等でサポートを必要としている国民は多い。打ち切りが当然の選択。
追記
「謝罪なければ軍事行動」=北朝鮮軍、韓国に「最後通告状」
時事通信 3月26日(土)
【ソウル時事】北朝鮮軍前線大連合部隊の長距離砲兵隊は26日、韓国の朴槿恵政権に対する「最後通告状」を発表し、金正恩第1書記ら首脳部への攻撃を想定した演習について「公式謝罪」や責任者の「公開処刑」を要求した。その上で、応じなければ「軍事行動に移る」と威嚇した。朝鮮中央通信が伝えた。
「公開処刑」などという中世的やり方を要求。マンガチックというしかないが、こういう政権の下で暮らしていかなければならない人々は気の毒だ。公開処刑はないから「軍事行動に移る」のだろう。日干し作戦、経済制裁網が効いているということか。
追記
米、セブンに世襲回避要求 ファンドが書簡送付
セブン&アイ・ホールディングスの大株主である米ヘッジファンドが、鈴木敏文会長兼最高経営責任者(CEO)の後継者を世襲で選ばないよう求める書簡をセブン&アイの取締役に送ったことが28日、分かった。
書簡を出したヘッジファンドは、サード・ポイント。「鈴木会長が次男の康弘氏をグループのトップに充てる道筋を付けようとしているといううわさを耳にした」とした上で、「事実ならトップとしての適性と判断力に重大な疑問が生じる」「縁故主義に基づくような行動は株主利益に反する」と指摘した。
む?私は鈴木敏文の手腕・実績に敬意を抱いてきた者の一人。気になって調べたところ、
セブン&アイ鈴木会長、世襲への布石か 「結果を出せない」次男抜擢、社内から異論続出
という記事。上でいう「うわさ」は根拠あるもののようだ。北朝鮮ではないのだ、世襲はないだろう。実績、手腕で選ぶべき。晩節を汚すようなことは避けてもらいたい。本田宗一郎、藤沢武夫を見習ってもらいたい。
追記
中国「習近平」政権崩壊の足音!反日教育は既に通用しなくなっている!【石平】
石平さんのわかりやすい解説。1989年天安門で民主化を求める数千人の若者を殺した共産党に対する怒りをそらすために反日教育開始。爆買ブームで日本を見た人々が増え、それが通用しなくなったとのこと。このような政権と親密な関係、などというのはジョーク。共産党ではなく中国人民との協力が大事。
追記
ときどき名前をみることのある若い社会学者をネットでちょっと調べてみた。
古市憲寿「高スペック女性とつき合いたい」の結婚観
読んでみて「なんだこれは?」。ひとそれぞれだろうからあまり言いたくないが、住む象限が違う。インタビュアーの作家・林真理子さんは仕事に忠実。話をあわせている。
追記
【舛添知事会見】「トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか?」「恥ずかしいでしょう」
卑劣なレトリック。それは問題にしないとしても、「二流のビジネスホテル」に泊まれますよ。恥かしくありませんな。都民の税金を節約しているのだから称賛されるかも。あまり言いたくないが、言葉使いからアウト、アウトでないと思っているようすなので、ダブルでアウト。どうしてこういう人が当選するのだろうか。
追記
爆笑太田「ボケが台本に書いてある」発言に、ファンどよめく
日刊大衆 / 2016年4月3日
3月29日の深夜に放送された『爆笑問題のカーボーイ』(TBSラジオ)で、太田光(50)が、自身が司会を務めるテレビ番組『サンデージャポン』(以下『サンジャポ』、TBS系)に台本があり、さらにそこにボケまで書かれていることを暴露した。
ふむ、バラエテイ番組は見ないのだが、全部台本に書いてある、には少し興味がわいた。別にひどくはないが。プロレスということ。笑いまでプロレスというのが新しい。「真剣勝負」と考えていた人たちにはショックだろう。泣き笑いくらい真剣勝負でいきなさいよ、それができるレベルの人を使いなさいよ、とは思う。別稿で書いたが、若いとき熱心なプロレスファンだったが、全部台本があるという暴露話が明らかになって、憤慨、以来プロレスを見ていない。
追記
安倍応援団が民進党・山尾志桜里の「地球5周分」ガソリン代を追及も、安倍首相はその倍以上「地球12周分」を計上!2016.04.03
何だこれは!?である。山尾氏を追及していたら、飛ばした「野々さん」ブーメランがさらに巨大化し親分の安部さんや菅さんに命中したという話。安部さんたちもきちんと説明する必要がでてきた。
追記
「桜祭り」ごと爆買い?水面下で触手伸ばす中・韓
うーん。桜はワシントンでより映えると感心してきた者にとって「アジア祭り」はノーサンキュウ。これは1912年に尾崎東京市長が3000本の苗木を贈ったのがきっかけの行事。ここでの爆買、アジア祭りはダメですよ。
追記
「パナマ文書」スキャンダルの衝撃
先週末、パナマで大爆発が起きた。爆発といっても自爆テロではない。恐らく犠牲者の大半は世界の大金持ちや犯罪人となるだろう。タックスヘイブンで有名なパナマのMossack Fonsecaなる法律事務所から膨大な顧客リストや資料が流出したのだ。
流出資料は1150万件以上、数十万人分の詳細な顧客資料は過去39年分に上るという。パナマで節税すること自体は合法なのだろうが、もしこれにマネーロンダリングや汚職・脱税などを含む犯罪行為が絡めば、各国の司法当局も黙ってはいまい。
現時点でも、関係者の中にはプーチン大統領の側近、キャメロン首相の父親に始まり、ブラジルの政治家、パキスタン首相の親族、FIFAの倫理委員会関係者などが含まれると報じられている。
アイスランド首相が辞任、「パナマ文書」の資産隠し疑惑で
ロイター 4月6日(水)
習主席親族が租税回避地に会社所有か 当局は情報削除
4月6日
中国の習近平国家主席の親族が租税回避地、いわゆるタックスヘイブンのペーパーカンパニーのオーナーになっていたと、各国の記者で作る団体が発表したことについて、中国当局はインターネット上から関係する情報を削除するなど神経をとがらせています。
ふむ。中国共産党内の腐敗防止にナタをふるい、「ハエもトラもたたく」と述べているとされる大トラ自身が不正な蓄財をしているのでは、ハエもトラも怒るだろう。情報削除により中国国内で正義神話を維持しようというのはいかにも姑息。隣国の独裁者とたいしてかわらない。そのようなことをせずには守れない正義はニセの正義であるのはもちろんである。
追記
東京五輪エンブレムまた疑惑?最終候補4作品の中に次点未満の繰り上げ作品
この期に及んでまた疑惑など??である。あらかじめ決められたルール通りにやればよいだけなのに、である。4候補見た。かなり失望。招致のときのエンブレムのほうがずっとよい。3.11後、大地震の適齢期に入っている東京がオリンピックに立候補したこと自身あやうい決定。
追記
中国の地下水、8割以上が飲用不可
【新唐人2016年04月12日】
中国水利部は今年1月に公開した「地下水動態月報」で、松遼平原(しょうりょう へいげん)・黄淮海平原(こうわいかい へいげん)・山西、西北地区盆地・江漢平原(こうかん へいげん)等にある、2千以上の井戸の水質を検査し、80.2%の地下水が深刻に汚染されているとの結果を明らかにしました。 総合硬度、マンガン、鉄、フッ化物などの主な汚染指標のほか、重金属と有毒有機物汚染も部分的に認められました。
日々使う飲料水が深刻に汚染されているのは危機的。これを許した共産党独裁体制の責任重大。批判機能がないとこうなるという例。安部さん、批判機能は民主主義に不可欠の装置ですよ。
追記
【ケント・ギルバート×青山繁晴】パナマ文書が生む血の粛清!?
(https://www.youtube.com/watch?v=RKbfvVFQ-Ew)
【パナマ文書】青山繁晴 中国マネーに侵されたヒラリーも窮地に!発火したばかりの時限爆弾
国民に重い税を課している権力者たちが大規模な納税回避、蓄財をしているのでは、事態はアンシャンレジーム時代のフランスと同じ。これと比べれば、野球賭博などかわいいもの!?消費税増税したのだ、わが国でも徹底的に明確にすべき。秘密を温存すると東芝と同様になりかねない。
追記
熊本で、震度7を記録した一昨日の地震を上回るM7を超える「本震」が起きたようだ。余震が続いている。
再稼働させた川内原発は運転中。震度5弱の想定で再稼働を認めたようだ。これはひどい。
「地震学者が「川内原発の審査は『耐震偽装』ともいえる大問題」と警告」(http://dot.asahi.com/wa/2014092600031.html)。
政権の責任以外のなにものでもない。合理的・論理的にふるまわないと危険。安部さんは外交に夢中だが、3.11、フクシマの後なのだ、国土の安全、巨大地震への備えを第一に考えなかったことは大きなミス。フクシマの後「耐震偽装」などおよそ許されないことだ。直下型の場合原発はもたないなあ。
追記
安倍首相 九電会長らと会食の異常 「川内なんとかしますよ」報道も
安倍晋三首相は18日夜、福岡市内の料亭で、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機再稼働を求める貫(ぬき)正義・九州電力会長らと会食しました。政権トップが、原子力規制委員会の規制対象となる電力側の最高幹部と料亭で会うこと自体異常ですが、「朝日」報道によると首相は貫会長に「川内はなんとかしますよ」と語ったといいます。
運転停止中の川内原発は、会食前々日の16日、規制委によって新基準適合の審査書案が了承されたばかり。今後、一般からの意見募集、設置変更許可の審査や地元同意を得る手続きなど多くの難関が待ち受けています。避難計画の不備もあり住民の不安は払拭(ふっしょく)されていません。
安倍首相は「原子力規制委員会が安全を確認した原発は再稼働させる」と繰り返してきましたが、田中俊一規制委委員長でさえ「規制基準への適合は審査したが、安全だとは申し上げない」と述べ、安全の確認ではないことを認めています。
安全に責任を負わない審査をかいくぐって再稼働強行を狙う九電側に対し、宴席で「なんとかしますよ」と請け合う首相には、国民の命を軽んじる軽薄さがよく表れています。(赤旗)
朝日新聞で報道された内容のようだ。九州を地盤とする麻生副総理のプッシュが効いていることは当然の想定。ひどいなあ、である。緊急地震速報が続いている。たしかに心臓によくない。震源の範囲が大分にひろがっている。阿蘇山の地下が揺れているのも心配。大規模な土砂崩れが起きた南阿蘇村は阿蘇カルデア内のようだ。NHKを見ているが、ひっきりなしに地震が続いている。今回は震度4、阿蘇が震源地。阿蘇山の火山活動の一環として地震が起きている観がある。先日ブラタモリで見た熊本城に大きなダメージ。残念。
追記
「余震」が続いている。
「震源、じわじわと東に」 別の活断層に影響の可能性
今後の地震活動について、専門家はさらに別の活断層が動く可能性を指摘する。九州を東西に横断する別府・島原地溝帯沿いには多数の活断層が存在し、四国や紀伊半島を通る中央構造線断層帯に連なる。
すぐ東の中央構造線上に伊方原発(四国電力)。なぜこんなところに原発?というくらい非常識な場所にある。「川内なんとかしますよ」風理由でつくったのだろう。このような低品質な判断を排除していかないと安心して暮らせない。本当に重要な部分には断固合理性を貫くべし。
「防衛相 米軍との連携検討を指示」。米軍との連携?原発が次々に爆発、手がつyけられなくなった福島のケースとは違う。安部さん、政治的得点をねらっているのだろうが、これも非合理な判断。パフォーマンス、演出ねらいなら福島時の管氏と同じになりますよ。
追記
気象庁も記録にないという「余震」の連発、地域的拡大。米軍の応援を要請する状態なのに、
「川内」運転 住民ら不安 政府、地震域拡大でも静観
はひどい。必要でないことをやり必要なことをしない、のでは国民のための政府とはいえませんよ。震度5弱で再起動を認めたこととあわせ、原発政策に軽薄を感じざるをえない。「世界一厳しい基準で」と安部さん、口走っていた記憶があるが、ルール作り、認可基準を含めて徹底的に合理的にやらないとダメですよ。原発と年金は手堅くやってやりすぎということはない。軽薄さは無用で願いたい。現在の原発の認可基準では火山の影響は考慮されていないそうだ。それを入れると設置が困難になるからだろうが、恐るべき非合理さだ。
繰り返しになるが、国民の暮らしの基礎となる事柄ー原発と年金はまちがいなくそれだーについては徹底的に手堅くいってもらいたい。パファーマンス、人気取りなど一切無用。
追記
北朝鮮がドルに続いて人民元までも偽造 怒り心頭の中国は… 2016.04.18
北朝鮮の偽札は技術的に「世界最高レベル」とされる。米ドルだけでなく、日本円や韓国ウォン、中国元などを大量に偽造し、マネーロンダリングで本物にすり替えている。
米ドルの場合、偽札をすり替えるのは北朝鮮外交官たちの仕事だ。韓国に亡命した元外交官によると、北朝鮮は「スーパーノート」を国家レベルで生産し、毎年、決まった時期に海路や陸路で専門の工作員が世界中の在外公館に振り分ける。外交官らはこれを現地の金融機関で怪しまれない金額でいったん、本物の現地通貨に交換、その後、別の金融機関で本物の米ドルに替える。・・
ひどいなあ、の極致。民族の誇りなどどこにもない。ドロボーではないか。政府が偽札を刷って、外交官たちがマネーロンダリングにいそしむなど、当然のことながら、前代未聞。
追記
昨夜も阿蘇で震度5弱の地震。阿蘇山周辺で前例のない地震活動が続いている。
伊方原発3号機、審査終了 規制委、保安規定を認可 2016年4月19日
原子力規制委員会は19日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転や事故時の対応手順を定めた「保安規定」を認可した。これで再稼働の前提となる三つの許認可の審査がすべて終わった。現地での設備の検査を経て、四電は6月下旬に原子炉へ核燃料を搬入し、7月下旬にも再稼働させたい意向だ。・・伊方原発は瀬戸内海に面する佐田岬半島の付け根にあり、半島に住む住民は重大事故時に対岸の大分県などに避難する計画だ。
すごいタイミングだ。中央構造線上にあり、今回の熊本地震が起きている熊本、大分の目と鼻の先。重大事故時に大分に避難などとは・・。原発が直下型地震に耐えられないのははっきりしている。世界的に地震頻発機に入っており、世界の地震の10%が集中するといわれる日本ではどこで地震が起きても不思議はない。隠れた活断層も多かろう(今回の阿蘇地震も活断層が続いていたことがあきらかになった)。震度5弱までの耐震性でOKとなった川内原発にもあきれる。残念ながら、政府、規制委員会は信頼するに値しない組織だ。オスプレーで日米協調アッピール、はいかにも軽薄。
追記
NHKスペシャル <巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ> 第3集 「火山列島 地下に潜むリスク」
(http://www.at-douga.com/?p=14676)
後半はカルデラ噴火。6500年に一度の頻度でこれが日本列島で起きており、前回は7300年前に鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ>噴火。優に適齢期に入っている。いつ起きても不思議ではない、と専門家。阿蘇カルデラ噴火のシュミレーションがタイムリー。地下13kmあたりに直径20kmのマグマだまりがあるようで、まずそれによる火山性地震が頻発。2,3か月後中岳あたりでマグマ噴火、やがて破局的なカルデラ噴火というストーリー。今回の地震は阿蘇周辺で起きており、震源も10km程度。マグマだまりの位置と重なる。よくない一致。カルデラ噴火は本当に破局的。そのような活火山群に囲まれた地域の原発を真っ先に再稼働させ、隣県で活発な地震活動ー前例がなく気象庁が今後予測がつかないと言っている活動ーが起きているにもかかわらず、停止の判断しないことには、警戒心のなさ、軽薄さにおそれをいだく。この国の指導者たちは、状況をきちんと把握し、それに対応する義務があろう。軽く考えてもらっては困る。
1億2000万人死亡 100年以内「カルデラ噴火」の恐怖
2014/10/23
神戸大大学院理学研究科の巽好幸教授(マグマ学)らの研究発表が注目されている。巽教授らが、国内で過去12万年に起きた火山噴火の規模と頻度を分析した結果、「噴火マグニチュード7以上」の発生確率は、今後100年で1%に上るという。・・
100年以内「カルデラ噴火」の確率1%は、小惑星の衝突等と比べても非常に高い数字。わが国にとって十分現実的な脅威。安部さんたちは九州で破局噴火が起きたら国の最後、考えても仕様がない、と判断しているのかもしれない。しかし、研究者が言っているように、破局噴火だけなら長い時間をかけて文明の再興は可能。原発事故が伴うとなるとそうはいかない。破壊された原発が発する放射能で西日本は半永久的に居住不能。巨大災害をもたらす現実的な可能性をもつ地域への原発立地は非常に危険。フクシマであきらかなように、事故後の復興費用は天文学的になる。そのコストを考慮すれば(当然考慮すべき!)、原子力発電のコストは莫大。安くなどない。世界有数の火山・地震列島に位置することを考え、原発の稼働は最大の慎重さをもって行うべき。いますぐ全廃できないのなら、徐々に(しかし早めに)原発の数を減らしていくべき。原発苛酷事故を含む巨大災害はわが国最大の脅威。それと比べれば、中国軍が尖閣諸島を侵略する脅威など高がしれている。日米同盟がある以上、侵略があったとしても「撃退」は簡単。米軍がひかえているところに戦をしかけるほど中国共産党政府も愚かではあるまい。そのようなことをすると、アメリカに蓄えた虎の子の個人的資金がパーになる。簡単に言うと、安部さんは政策優先順位を大きく間違えている。楽な外交に逃避している、と言ったら気の毒だろうか。
追記
三菱自に苦情殺到、憤る販売店「ほとんど詐欺」
軽自動車の燃費を故意に偽って販売していたことが発覚というニュース。これも「ひどいなあ」である。購入者に対する詐欺。返品を望む人には応じざるをえまい(応じないとしたら、どのような論理が可能だろうか。そいれがあったとしてもかなりアグリなものになるのは確実)。これまでクレーム隠しなど不正を繰り返してきたそうだから、タフな会社だ。販売店の方々もたいへん。組織ぐるみだろうから、上の人々が潔く責任を認めて素早く対応しないと会社も傾こう。大事な顧客を欺くのはダメ。簡単には許してもらえまい。
顧客補償、具体化難航も=燃料代軸、買い取り促す声―三菱自・燃費不正問題
時事通信 4月22日(金)
三菱自の相川哲郎社長は20日の記者会見で「顧客に誠実に対応する」と表明。同社は補償方法として、カタログ上の燃費で計算した燃料代と、実際の燃料代の差額補填を選択肢に挙げている。
20日の不正公表以降、三菱自には顧客から「車を買い取ってほしい」などと抗議の電話が相次いでいる。三菱自は現在、負担が大きくなる買い取りには慎重な姿勢を見せているが、中古車市場での価格が値下がりした場合、買い取りを求める声が強まる可能性がある。
三菱自の関係者は「誰もが納得する補償方法を打ち出すのはハードルが高い」と頭を抱えている。
む?「誰もが納得する補償方法を打ち出すのはハードルが高い」?「誰も」のなかに三菱自動車を含めているのだろうか。ヘンである。今回ははっきりした会社側の不正なのだから、「顧客が納得する補償方法」を考えればよいだけである。会社側に何か言い分はあるのだろうか。買ったあなたにも責任の一端がある、あなたは車の運転を楽しんだのではないか、・・かなりヘンテコな言い分である。やめておいたほうがよい。