いつか落目の三度笠 |
「瞼の母」(番場の忠太郎)から聴きはじめた。「名月赤城山」はやはり名曲。
YouTubeでいろいろな歌手の名唱がきける。
きわめつきは、島津亜矢か。
(http://www.youtube.com/watch?v=hX2fdshLwW4)
曲もいいが詞もよい。
1 男ごころに男が惚れて
意気が解け合う赤城山
澄んだ夜空のまんまる月に
浮世横笛誰が吹く
2 意地の筋金 度胸のよさも
いつか落目の三度笠
云われまいぞえ やくざの果と
悟る草鞋(わらじ)に散る落葉
「男ごころに男が惚れて」、「赤城の山も今宵限り」は名高い。任侠ものに関心がなかった私でも知っている。
「いつか落目の三度笠」もよい。身につまされる。人生の真実。
島津亜矢バージョンはセリフ入り。聴かせる。
堂々たる歌唱だ。
江戸のロビン・フッド「国定忠治」を再度映画化してもらえないかな。ドラマ化でもよい。
追記
会合があり前橋出張。
会合場所の5階から赤城山が目の前に大きく展開。
さすがの名山と感じ入った。
長いすそ野が優美。
夜の集まりで、銘酒「赤城山」をいただく。
名山にふさわしい銘酒だ。