ひどいなあ4 |
舛添要一「誤って計上した」 土俵際で見せた守銭奴ぶり〈週刊朝日〉 5月18日
・・別荘近くのホームセンターなどでは「消耗品」の名目で20万円計上している。「いい文房具がたくさんあり、事務所で使う」。時に薄ら笑いを浮かべ、冷静な口調で質問に答えていた舛添氏の声が一瞬、気色ばんだように聞こえた場面があった。「お店の方が、ネジとか釘とか、猫のエサとか、そういうものしか買っていなかったという証言があるが」との質問が飛んだときのことだ。舛添氏はやおら無体なことを口走る。
こちらはもはやジョークのレベル。「お店の方が、ネジとか釘とか、猫のエサとか、そういうものしか買っていなかったという証言があるが」、むむむ・・である。猫くんのエサを政治資金で購入していたのが事実なら、大変な愛猫家ということになる。君はペットを大事にする人間を否定するのか!怒鳴られる方も大変だ。
舛添都知事政治団体、事務所家賃3年間1,600万円を妻代表の会社に 5/18
簡単に言えば、政治資金で、自宅の家賃代、クリーニング代を払っていたということ。言い逃れられるように、自宅=事務所、その他、という「工夫」をしているようだ。しかし、実質は、上の通り。このやり方を使えば、日本の全議員の自宅の家賃、クリーニング代を税金で払うことができる。個人的には、ハレンチと思う。
5/19
三菱自動車の益子修会長ら会見「丸投げした子会社に技術力がなかった」 5月18日
・・子会社側に対して「何としても燃費を達成しろ。やり方はお前が考えろ」といった高圧的な言動もあった。
ひどいね、である。責任転嫁の極み。
5/20
注目の舛添会見。「第三者に厳しい目で調査いただく」と繰り返すこと60回以上。舛添氏が17日に「20日の定例記者会見で答えたい」と自ら宣言して迎えた2度目の「釈明会見」は2時間16分に及んだが、政治資金の使途などの説明は全て先送りされた。「説明責任は果たした」と強弁した会見から1週間。噴出する「疑惑」を追及された舛添氏は疲れた表情を見せ、口調も弱々しかった」(毎日新聞)の通り。「20日の定例記者会見で答えたい」と自ら宣言して迎えた2度目の釈明会見なら、さらにすすんだ説明が聞けると意気込んだ人々も多かろう。完全な肩すかし。あきれかえって、失笑というのが正直な反応だろう。
5/21
舛添都知事会見に「納得できない」何と99・1%
「舛添城」が炎上している。自民党、公明党の推薦で舛添氏が当選したことはよく知られている。それを信じて、多くの都民が「舛添」を買ったわけだが、判明したのはそれが燃費不正の三菱自動車の如きもの(もっとひどいか)だったということ。推薦は事実でその責任は重い。自民党や公明党の判断の質に大きな疑問が生まれるのは当然。国民年金の株式での運用や憲法改正、消費税増税、川内原発、伊方原発の再稼働、高速増殖炉「もんじゅ」存続などの判断の質が「舛添推薦」レベルではないか、という疑いだ。
東京新聞が「税金の支出を抑えつつ、非常事態にも備える賢明なトップであってほしい」と書いている。当然の希望。都民は直下型地震等非常事態に備える必要がある。守銭奴かつヤフオク魔ではあやうい。
阪神大震災のときは村山さん、東北大震災のおりは管氏、いずれも機能しなかった。菅氏にあっては、震災発生を政治的得点をあげるチャンスとかんがえたフシがある。予想されている首都直下型地震、火山噴火において舛添さんではお手上げ、誰も相手にせず、(これまでの行動から推測すれば)口先だけで得点をゲットしようとするだろう。為政者に関しては無能は罪。適切な行動をとれるかどうかにより、被災者、死者の数も変わってくる。「マスコミ人気者」は無用。都民、国民の生命にかかわる話だ。「賢明なトップ」が必要。
5/22
舛添知事、視察の7割超が展覧会 保育所・介護施設はゼロ
言葉は悪いが、「・・ホイホイ」風にいろいろなことがでてくる。美術好きとのことだが、ふるまいの美学はどうなっているのだろうか。あの会見をやる人物だ、そんなことゼンゼン気にしていないにちがいない。自分の知り合いの弁護士に「厳正な第三者」役をお願いし、厳しい精査の結果、道義的には問題があるが法律的にはシロ、というお墨付きをもらって、「この印籠が目に入らぬか」、「これにて一件落着」とやるスケジュールだろう。このシナリオでは、自民党、公明党は「舛添推薦党」として7月の参院選挙を戦うことになる。しかし、東京都政の信頼度はもはやゼロに近い。民進党とゼロ度を争うレベル。
都知事として展覧会に足しげく通ったのは、ヤフオク用の「鑑識眼」を養うためだったのではあるまいか。100点を軽く超える美術品を政治資金で落札したとのこと。それらの現住所が気になる。数が多すぎる、自宅や別荘に展示しておくにしても満杯状態だろう。となると、オークションその他で転売した、という可能性が考えつく。落札が好きなら売却も好きだろう、というのは合理的な推測と思う。もちろん、それをやってはおしまいよ、ではある。しかし、落札品すべてについて行方を明示しないと、このように疑われる。
5/25
舛添氏の政治資金、別荘周辺で再三支出 食品店に2万円
舛添都知事、自宅兼事務所の家賃に6年間で約3千万円
拡大する「舛添事件」。橋下徹氏によれば、「今の政治資金規正法がザル法。不動産を買わない限り、原則支出について制約はない。記録しておけば公私混同も違法にならず。あとはその使い方について有権者が政治判断を下すというのがこの法律の仕組み」。「記録しておけばいい」ということだが、ウソの記録をした場合はどうなのか。長いが引用。
「収支報告書の虚偽記載について
上述したように、政治団体は、一年毎に収支報告書の作成及び提出を義務付けられていますが、収支報告書には、架空の団体や架空の寄付の記載等の内容的に虚偽の記載がされたりすることがあります。また、逆に、実際には存在した寄付を収支報告書に記載しないという形で、収支報告書の虚偽記載がされることもあります。このとき、当該政治団体の会計責任者等、収支報告書に虚偽の記載をした者は、5年以下の禁固又は100万円以下の罰金に処せられ(法25条1項3号)、裁判の確定により公民権が停止(法28条)されることになります。
収支報告書の虚偽記載に関する議員の責任としては、法律上、政治団体の代表者(国会議員等)による収支報告書のチェックが義務付けられていないため、国会議員の中には、多忙等を理由として自分では全く収支報告書のチェックを行わない方も多いようです。しかし、虚偽記載があった場合に、政治団体の代表者(国会議員等)が、当該政治団体の会計責任者の選任及び監督について相当の注意を怠ったときは、その代表者も50万円以下の罰金に処せられ(法第25条2項)、裁判の確定により公民権が停止されます。また、収支報告書のチェックを怠ることを超えて、政治団体の代表者(国会議員等)が、当該政治団体の会計責任者等に対して、積極的に収支報告書の虚偽記載を指示したような場合には、その者も収支報告書の虚偽記載の罪の共同正犯として、実際に虚偽記載を行った者と同様に処罰されることになります。
なお、虚偽記載をした者が国会議員であった場合には、刑の確定により公民権が停止されることの結果として、その者は国会議員としての地位を失うことになります(国会法108条)」(http://www.mikiya.gr.jp/Political_Funds_Control_Law.html)
上の最初のニュース記事では、「12年5月には同町の衣料品店に「消耗品」代として約1万円を支出していた。この店の関係者によると、年2、3回家族と来店し、大人用の下着や子ども服などを買っていたという」ことだから虚偽記載になりそうだ。大人用の下着や子ども服が「政治活動上の消耗品」というのは無理がある。ということで、舛添氏を虚偽記載の法律違反で訴えることができそうだ。
「舛添事件」で明らかになったのは、政治資金規正法をきちんとした法律に改めるという必要性。参院選挙ではぜひ争点にしてもらいたい。これを訴えない政党は投票先からはずす、ということでよいのではないか。
舛添知事の記者会見のウラに隠された「逃げ切りのシナリオ」
キレのよい記事、感心した。「都議会の「不信任議決」だけは避けたい」というのが舛添氏のねらいとのこと。
ぜひ不信任決議をしてもらいたい。解散を恐れ、不信任決議をしなければ、都議会そのものが不信任の対象となる。その場合、不信任決議に賛成しない議員、政党には来年7月の(任期満了)選挙ではゼッタイ投票しない、ということが大事になる。有権者の方々が都議の方々に不信任決議をうながすことも大事か。
5/25
舛添氏問題「百条委を」 共産党都議団が申し入れ
東京都の舛添要一知事による政治資金問題で、共産党都議団は二十四日、真相究明のため、地方自治法で強力な調査権が与えられる「百条委員会」の設置を都議会各会派に申し入れた。
六月一日に始まる都議会定例会を前に、二十五日の議会運営委員会理事会に正式提案する。
舛添氏が自ら弁護士を選任して調査依頼する意向なのに対し、共産は「舛添氏による私的な密室調査ではなく、真相究明を求める都民の声に都議会が応えるべきだ」と主張。設置には本会議で出席議員の過半数の賛成が必要になる。
二〇一四年の都知事選で舛添氏を支援し、都議会の過半数を占めている自民、公明両党は「来月一日にある知事の所信表明を聞いて今後の対応を検討する」として、今のところ静観の構えを見せている。
百条委は、地方自治法一〇〇条に基づく調査特別委員会で、関係者の出頭や証言、記録提出を正当な理由がないのに拒否したり、うその証言をしたりすると罰則がある。
猪瀬直樹前知事が医療法人から五千万円を受け取った問題では、都議会が百条委設置を決めたのを受け、猪瀬氏は辞職を決断した。
前例がないレベルの税金横領の疑いについて「百条委員会」の設置は当然のこと。買い集めた美術品についての記録すべての確認等やれることが多い。
都知事の政治資金不正支出疑惑、元検事の弁護士2人に調査依頼
うーん、日本の政治もここまできたか、と慨嘆。悪いのは舛添ではなく、政治家の自律を仮定した政治資金規正法だよ、と言っている。
舛添氏が最も恐れているのはたぶん「百条委員会」。「第三者」はそれに対処するための目くらまし。インチキお手盛りを排除するために「百条委員会」は必ず必要。都議会は厳正なチェック機能をもつ委員会をもつのだからそれを設置しないという選択肢はあるまい。もし設置しないとなったら、都民、国民の怒りは設置に反対する政党に向かう。「舛添問題」が7月の参院選の争点となるかもしれない。
都知事(参議院議員)が、(政治資金規正法が)ザル法であることをいいことに、公金をむさぼってきた行為が次々にあきらかにされている。通常の公務員ならば懲戒免職の事例。この人物を推薦した自民党、公明党の責任は重い。
5/28
中国SNSのサクラはほぼ政府職員だった、その数4.8億件
<中国の言論統制、ネット統制の実態は分厚い秘密のベールに隠されている。流出した文書や内部関係者の証言によってその一部が明らかになっているだけだ。ハーバード大学の研究チームはネットの書き込みを計量的に分析するという新しい手法で、秘密の一端を解き明かした>
分析から研究チームは次のような結論を導き出している。
・中国全体で政府機関によるサクラ書き込みは年4億8800万件(推定)に達する
・ネットの書き込みのうち178件に1件は政府機関によるサクラ書き込み
政府寄りのサクラ書き込みをする人々は中国語で「五毛党」と呼ばれる。1書き込みあたり5毛(0.5元、約8円)という薄給で良心にもとる仕事をする人々という蔑称だが、研究チームは五毛党ではなく、政府機関職員がサクラ書き込みの主流だと結論づけている。
「ひどいなあ」ジャンルではないかもしれないが、重要な確認なのでここに記録。
ネット時代に前近代的な独裁制を維持しようとするのは大変だろう。
首相「リーマン級危機」が波紋 増税延期の「口実」に市場冷ややか
舛添「私も早く答えたいんです。でも私が言うとウソと思われる」
確実に最低レベルの人物とそういうわけでもない人物を比べるのは不適当かもしれないが、戦略的に、あるいは不誠実に言葉を使い恥じない点で似ている。
舛添氏に戻ると、
「1つ1つ『こうじゃないよ』というのがある。私には分かるんです。疑惑100個なら100個クロというのは違う」。さらに記者から「疑惑でない報道もあるのか」と聞かれ「当然です!」と言い切った。しかし、具体的な質問が出ると「私が言っても信用されない。弁護士の調査を待ちたい」の一点張り。「クロではないと思っているのは何割か」との問いにも「信頼を失っているから申し上げない」と“禅問答”を繰り返した。
「100個クロというわけではない」は「いくつかシロがある」と同じ。いつしかシロがある、と言いたいようだが、それでは弱すぎるのではありませんか。全部シロ、と言わないとあなたの立場は守れない。一つでもクロがあるとあなたは違法行為者。混乱して動揺しているようだが、舛添氏、どうやら、自分が依頼した「第三者」からお墨付きをもらえれば失った信頼を取り戻せる、と考えているようだ。これは勘違い(もしくは目くらまし)。税金で家族旅行をしたり、自宅の家賃を払ったり、お茶したり、ヤフオクでいろいろなものを落札したり、旅行土産を買ったりするのは道義にはずれている、と圧倒的多数の国民、都民が考えているということがわかっていない。お門違い(または目くらまし)「第三者」報告で信頼を取り戻せる確率ゼロ。(お門違いより目くらましである確率大か)
5/29
美術館・博物館の視察は39回でも保育・介護施設はゼロ はげ落ちた「現場主義」
東京都の舛添要一知事が今年4月までの1年間に、都内の美術館・博物館の視察を計39回も繰り返していたことが産経新聞の調べで発覚した。これに対し、保育・介護施設の視察はゼロ。舛添氏は選挙公約などで「安心、希望、安定の社会保障」をうたい、現場主義を強調していたが、趣味である「美術鑑賞」を優先させていた疑いも出てきた。識者は「いかにもバランスを欠き、理解しがたい」と疑問を呈している。
平成26年2月-。都知事選で初当選し、同月12日に初登庁した舛添要一知事は知事執務室に入り、椅子に座ると、「おそらくこの椅子を温める時間はほとんどない。現場をしっかり見つめていきたい」と述べて「現場主義」を強調した。
その際、都職員に語ったあいさつには、こんな文言がある。
「私の政治の原点は母親の介護だ。厚生労働相を務め、この国の社会保障を前進させるべく努力してきた。その体験から、東京を福祉で世界一にすると訴えてきた」
少し前に取り上げたとりあげたトピック。この「現場主義」は「第三者」と同じことばの使用法。つまり目くらまし。聞いた人が、しばらく「そうかな」と思ってくれればよい、という用法。
5/30
安倍首相の根深い学歴コンプレックスを父親の番記者と大学の恩師が暴露! 何の勉強もせず保守主義を叫んで...
冷静でなるほどと感じさせる記事。首相は立法府の長であると繰り返し発言したこととあわせ・・舛添氏や民進党の面々と比べればずっとましとは思うが・・国の骨格を決める判断を任せるのは・・基本的なところをよくわからずに突っ走っている心配がある。福島原発や年金積立金の株運用、積極的平和主義・・
5/31
韓国、大気汚染対策で焼き肉店が出す煙にも課税か
2016年5月30日、韓国環境部が大気汚染物質の発生要因として「サバの塩焼き」を挙げたのに続き、今度は大量の煙を排出する焼き肉店に対する規制を検討しているとの情報が飛び出した。韓国・東亜日報などが伝えた。
ふむ、経済専門家らは「車や飛来汚染物質など他の要因の方が大きいにもかかわらず、生活の中で発生する微細粒子を指摘するのは不適切だ」と異議を唱えているそうだ。ひどいなあ、というより、あきれた、か。「サバの塩焼き」や焼き肉に罪はないと強く思う。
6/01
増税する経済環境にないとのことで消費税増税2年半延期、同日選なしとのこと。安部さん、ポスターで「経済で結果を出す」と大見えをきっていたが、結果を出せなかったかたち。増税せずは当然のこと。
大見えはずしで安部さんの責任追及が民進党のスタンスだが、そう大きくない争点。より大きな、安部さんがねらっている憲法改正の是非、舛添問題を争点にすべきだ。自民党東京都連から、『自民党は都議会で、これ以上問題追及はしない』という口約をもらい、「俺はこの苦境を乗り切った」と周辺にうそぶいているとされる舛添氏。この自民党のスタンスを認めるかどうか、は多くの国民が関心を寄せている政治倫理上の問題。ぜひこれで有権者の意思を問うてもらいたい。舛添問題は彼が参議院議員時代の行為も含まれており、政治倫理上の問題として国政選挙でとりあげても問題ない。
舛添氏は法学部出身とのことだから、政治資金規正法が政治家の自律を前提した法律であること、それを捨てれば政治資金をほとんど無制限に私的使用できることをよく知っていただろう。実際自ら律することをやめ、こちらは恥かしくなるほど公金をむさぼった(下着まで政治資金で購入したとされる)。法律がもとめている「政治家」から大きく逸脱した行為を繰り返していたわけである。この人物を支持する政党は同類とみなさざるをえない。これだけの事例が発生したのだ、政治資金規正法の厳格化ももちろん必要。
6/02
イチ7度目マルチ「第三者の厳しい目で見て」
イチローは、良い当たりが安打につながらない試合が続いていたがと問われ「いや、もうそれは第三者の厳しい目で見てもらったらいいと思います」と話した。
目くらましがまったく通用しない世界、レベル、プライド。都議会では十分通用すると舛添氏は考えているようす。百条委員会を開かずあれだけの公金横領を見逃すようでは、都議会自民党、公明党が次の批判のターゲットになることは確実。来月の参院選の投票行動にも当然影響するだろう。舛添支持では選挙に勝てないと思いますよ。
都知事は「傲慢症候群」? 精神科医が舛添氏の“特権意識”を指摘
興味深い分析だ。
<庶民にはできないことを託されているからこそ選良なのである。その選良意識を誇り高く庶民にアピールするのが、本物の政治家であると私は確信している>(舛添氏)
「選良意識を誇り高く庶民にアピール」したのはヒトラー、ナポレオン、北の指導者たちか。ヘンテコリンな確信と思うが、本人は確信しているようだ。
傲慢症候群の“診断基準”
[1]自己陶酔の傾向があり、「この世は基本的に権力をふるって栄達をめざす劇場だ」と思うことがある
[2]何かするときは、まずは自分がよく映るようにしたい
[3]偉大な指導者のような態度をとることがある。話しているうちに気がたかぶり、我を失うこともある
[4]自分の判断には大きすぎる自信があるが、ほかの人の助言や批判は見下すことがある
[5]自分の能力を過信する。「私には無限に近い力があるのではないか」とも思う
[6]「私がやろうとしていることは道義的に正しく、実用性やコスト、結果を検討する必要はない」と思うことがある
[7]政策を進めるとき、基本動作をないがしろにし、ミスや失敗を招いてしまう
(英国の神経科医デービッド・オーエン氏による)
なるほど、と納得。
【舛添知事公私混同疑惑】荒れる議場 飛び交う罵声 傍聴の都民「納得できない」
・・選挙で舛添氏に投票したという中野区の無職、飯島和義さん(63)は説明が聞きたくて、議会を傍聴した。「疑惑について回答せずにおわびされても納得できない」と憤り、「僕らは傍聴席からにらむことしかできない。都議にはしっかり正義を貫いてほしい」と述べた。
庶民が懸命に働いて納めている血税を貪ってはアウト。「都議にはしっかり正義を貫いてほしい」ーごもっともと思う。新たに投票権をもつ若い人々の手前、多数を占める自民党、公明党の議員の方々の責任は重い。舛添氏を都民に推薦した安部さんの責任も同様。あれを放置して何が「美しい日本」か。武蔵の地に散った吉田松陰の手前もあろう。
6/03
公明党の山口那津男代表は1日、BS11番組で舛添氏の進退について「調査結果をきちんと示した上で、出処進退は舛添氏自身が判断するべきだ」と述べた。
む?である。「政治家の出処進退は自分自身で判断すべきもの」という常套句がある。サムライならそうであろう。舛添氏があきらかにしているのは、政治家はサムライとは無縁、ということ。常套句に根拠なし。山口さんも推薦者なのだから、「本人に丸投げ」は無責任な態度。本気で言っているわけではないだろうが、万が一本気なら無責任極まる。
6/04
長友の「アモーレ」会見、無事発見大和君父親会見、いずれも誠実に話していて好感をもった。インチキお手盛り「第三者」を連発する舛添氏と対照的。高い品格をもち尊敬の対象であるはずの公の立場に立つものがこれでは失格もいいところ。都議会の追及姿勢を都民、国民が注視している。圧倒的多数の有権者の意思を無視するようでは、かれらに来年の再選はない。ネット明に「O,X」表のリストが公開され、都議会での行動を「公示」されてしまうかも。
自公急変 舛添知事斬り加速 猪瀬前知事追い込んだ総務委員会に招致へ
都民や国民の猛反発を受け、舛添氏を支えてきた自民、公明両会派が「舛添斬り」に方針転換した。
とのこと。都民や国民の猛反発を受けては、来月の参院選や来年の都議会議員選挙で大敗必死だから、当然の方針転換。「このモンどころが目に入らぬか」第三者の調査結果VS都議会議員の対決。きくに堪えないハレンチな言い訳を子どもたちに聞かせるのは教育上よくないと思うが。
6/05
三菱自、燃費偽装プログラムを開発…長年使用 読売新聞 6月5日
今年4月の問題発覚後、同社は社内調査を開始。関係者によると、高速惰行法は、同社が自動車の開発段階で走行試験のために91年以前から使っていたもので、このデータを惰行法で計測したと見せかけるため、プログラムを開発し、25年間使っていた。
虚偽記載の舛添氏顔負けの偽装。これでは単独では生きていけない。急いで日産の傘下に入ろうとしたのもわかる。
6/05
「すべて事実」…ラニエリがエースのアーセナル移籍報道を認める
今年の「おとぎ話」レスター・プレミアリーグ制覇の立役者エースFWジェイミー・バーディ。彼のアーセナルへの移籍がほぼ決まりとのこと。ひどくはないが、ひどく残念。世界中のレスターファンもがっかりだろう。世界中の多くのファンを夢中にさせた「レスターの夢・挑戦」が一年で終わりそうな情勢。
6/06
舛添知事 きょう午後にも調査結果公表へ
「違法な行為はありませんでした。ただ、道義上の問題はいくつかありました。これからシッカリそれをとあらためていきます」というハナシになることは確実。
違法性の精査は検察にやってもらえばよい。自分が雇った弁護士にやってもらいなさんな。
都議会対策、記者会見対策にその「お墨つき」を使うつもりだろう。
高い地位には強い義務が伴う。ノブレス・オブリージュである。ザル法であるからこそ、節度をもって政治資金を用いることが、高い地位の人にはとくにもとめられる。しかし、伝えられるところでは、舛添氏は公金を徹底的にむさぼった。申告書さえ出せばいいのだ、何でも公金で払ってしまおう!都知事が政治資金で猫のエサを買っては終わりである。自律など影もかたちもない。
この場合、この人物は地位にふさわしくないと有権者が判断、辞職を求めるのも当然。政治資金規正法は有権者にそのような行為を求めている。
舛添知事は6日午後、弁護士2人とともに約1時間会見し、指摘された疑惑のすべてについて「違法性はない」とした、とのこと。疑問。たとえば正月の家族旅行の費用を会議費として申告しているが、これは虚偽申告ではないか。舛添氏はホテル内で会議したと言い立てているが、弁護士氏はその言い分をそのまま受け入れて違法性はないと言っている。裏をとることなく本人の言い分をそのまま認めている。時間がなく違法性の確認ができなかった、といわなければならないところだ。私設弁護士の限界。
「けじめ」として湯河原町の別荘を売却すると言っているらしいが、これがなぜ「けじめ」になるのか理解できない。別荘を売る売らないはあなたの自由。目くらまし。