国学(江戸時代中期に生まれた日本の哲学) |
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2020年 06月 27日
日本の江戸時代中期に勃興した学問。蘭学と並び江戸時代を代表する学問の一つ。 それまでの「四書五経」をはじめとする儒教の古典や仏典の研究を中心とする学問傾向を批判することから生まれ、日本の古典を研究し、儒教や仏教の影響を受ける以前の古代の日本にあった、独自の文化・思想、精神世界(古道)を明らかにしようとする学問である。江戸時代中期、元禄のころの歌学者契沖が創始したとされる。 国学の方法論は、国学者が批判の対象とした伊藤仁斎の古義学や荻生徂徠の古文辞学の方法論より多大な影響を受けている。国学は、儒教道徳、仏教道徳などが人間らしい感情を押し殺すことを批判し、人間のありのままの感情の自然な表現を評価する。 契沖以後の国学は、古代日本人の精神性である「古道」を解明していく流れと、実証により古典の文献考証を行う流れとに分かれて発展することとなる。 古道説は賀茂真淵・本居宣長により、儒学に対抗する思想の体系として確立されていき、主に町人や地主層の支持を集めた。この古道説の流れは、江戸時代後期の平田篤胤に至って、復古神道が提唱されるなど宗教色を強めていき、やがて復古思想の大成から尊王思想に発展していくこととなった。 真淵の門人である本居宣長(1730-1801)は、『源氏物語』を研究して「もののあはれ」の文学論を唱える一方で、『古事記』の実証的な研究で上代の日本人は神と繋がっていたと主張して『古事記伝』を完成させた。この時点で国学は既に大成の域にあった。(出典Wikipedia、要約) メモ。
by omg05
| 2020-06-27 14:53
| philosophy
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