槐安国伝(南柯の夢) |
唐の淳于壅(じゅんうふん)が,自宅の槐(えんじゅ)の木の下で酔って寝ていたところ、夢に二人の使者の迎えをうけて、槐安国に行き、国王の娘を娶って、南柯郡の太守となり20年を経たが、覚めてみれば、槐安国とは、槐の木の下の穴にいる蟻の国であり、南柯郡とは、その木の南向きの枝であったという。
(http://www.sun-inet.or.jp/~satoshin/koten/toudai/toudai6.htm, http://www5.tok2.com/home/byakuran/y2/yume84.htm)
「南柯の夢」はこの話からとっている。われわれも案外「南柯大守」なのかもしれない。そうではない?では,そのことをどのように言おうか?このブログではたとえばこのような問題ー哲学の基本問題について考える。扱われるトピックは「カテゴリ」が示すとおりである。
(カテゴリごとに個人的なノートを作る感覚で書いています。完成稿であることに全然こだわっていません。ほぼつねに"under construction"です。一段落した時点で,順序を含めて整理しなおすつもりでいます。一般的なトピックは”philosophy"に集めています。)
追記
ながらく「南柯の夢」をブログ名としてきましたが、気分転換に「槐安国伝」に改めます。気分が変わって、もとに戻すかもしれません。